私の経験で奈良の三輪山でのことを書きます。
三輪山は、奈良県桜井市にあり、この山をご神体とした「大神神社」があります。
形の整った円錐形の山です。
大物主大神が鎮まる神の山として日本中から参拝者が絶えません。
この神社は、他の神社とは少し事向きが違う部分があります。
それは、御神体が山の頂上部にあるとされ、入山制限があることです。
入山する際は節度ある行動が求められます。
私が入山した時は、登拝料として、摂社「狭井神社」で受付が必要です。
「登拝口」は、この「狭井神社」の向かって右側にあります。
入山する前日は、神社の近くの旅館で泊ったのですが、
入山する当日の朝に、旅館のご主人に「今日は雨が降るので傘が必要ですよ。」といわれました。
私は、心に中で「なんとかなるだろう」と感じて気にも留めていませんでした。
しめ縄の門をくぐり入山していく時に、すでに天気が曇りとなり森の中は薄暗く、
雨がいつ降ってきてもおかしくない状況となっていきました。
ふと水場所があったので少し休みました。往復2時間はかかるそうです。岩場もありしんどいです。
行きも帰りも急な坂道があり、きつかった思い出があります。
行きの道中で不思議なことがありました。
記憶では、7合目あたりで、広い場所に出たので休んでいると、
前日の夜に夢見た光景とそっくりの状況が目の前にあり、5分程休んでいると、
こちらの方へ20cm位の黄色いヒモみたいなものが近づいてきました。
私の目の前でじっとしています。何だろうと目を凝らしてみると、
なんとそれは金色の蛇で目元にキレ長の緑色の線が入っていました。
手で触ってみましたが逃げようとしませんでした。大切に触って小川のそばに感謝を込めて放しました。
金色の蛇は、初めて見ました。私は、これを「三輪」=「巳輪」と感じ天からのメッセージだと思いました。
感謝です。
友人と一緒に入山していたのですが、8合目あたりで私の友人の頭に2cm位の大きな蜂が来てなかなか離れようと
しません。頂上付近までしつこく付いてきます。
頂上に着いたとたんまるで任務が解かれたように消えていきました。
友人は困っていましたが、私は三輪山のお使いではないかと感じたのです。昔から蜂はそのようにいわれています。