コラム記事

沖縄の聖地に行ってみた2

千堂霊山
千堂霊山
前回の沖縄の続きです。

「斎場御嶽(せいふぁーうたき)」より久高島を見てると、心がワクワクしてきます。

その日は、台風が近づいてきており、久高島へは行くことが出来ませんでした。

ガイドさん曰く、久高島の神様に呼ばれるタイミングじゃないとご縁がないそうです。
また来た時に、許されるのならぜひ行ってみたいものです。

琉球伝説では、「アマミキヨ」という神様が天から久高島に降り、人々に「麦、粟、キビ、豆」を植えて農耕を教えました。

また、鷲を天に放って稲を求め、

  • 玉城村(たまぐすくむら)の泉地
  • 受水(ウキンジュ)
  • 走水(ハインジュ)

で試作したと伝えられています。

久高島は沖縄第一の聖地といわれ、第一尚氏以来、琉球国王は必ず島に渡って参拝したといわれます。
祝女(ノロ)、神職の根人(ニーンチュ)を中心とする村落共同体が今も残っているそうです。

島の中央にクボー御嶽(うたき)が有って、12年ごとに1度、午年の旧暦11月15日から4日間にわたり、
島出身の女性が祝女(ノロ)の資格を取るための女性だけの祭り「イザイホー」が行われていました。
この祭りは、1978年(午年)を最後に、今は行われていないそうです。

私は、これらの伝承も中国の道教思想(風水)も入っていると確信しています。
ちなみに、「アマミキヨ」が天から降り立った聖地には、「百名ビーチ」があり、
地元では聖地として大切にされている場所だそうです。

【百名ビーチ】

偶然、沖縄の泊まったホテルの近くで入った指圧マッサージ店で、不思議なことがありました。
友人と入ったのですが、その友人が「疲れが不思議なほど良く取れた」と言っていたので、

その友人を施術した女性をふと見てみたら、直観で、「この女性は祝女(ノロ)の血筋の人だ」と感じました。
だから、人を癒す力があるのだ・・・
後で、この女性にこのことを聞いてみたところ、やはりその血筋の人だったみたいで、
その女性も少しビックリしていました。
その女性が言うには、「わたしの母親までは、祝女(ノロ)の仕事をしていました」なのだそうです。

マッサージを仕事としてやっている人は、施術する相手から少なからずもエネルギーの影響を受けてしまいます。
負のエネルギーも中にはありますので、そういったものがたまってしまうと健康も損ねます。
ですので、時々は自分自身を浄化してエネルギーをクリアにしてくださいね。