アーカイブ(旅日記)

台湾編6

2008年

ここは、大天后宮です。祀典武廟の後ろにあります。
台湾で初めて政府が建てた媽祖廟です。

「大天妃」とは、媽祖のことです。
媽祖は、天后聖母、天妃娘娘、海神娘娘 とも言われます。
航海・漁業の守護神として、中国沿海部を中心に信仰を
集める道教の女神です。

特に台湾・福建省・広東省で強い信仰を集めています。
この地域の人たちは昔から外国に移民していく人たちが
多いので(いわゆる華僑です)

移民した外国で媽祖廟が建てられたので世界中にあります。
日本にも媽祖をお祀りしているところはあります。
長崎、鹿児島、茨城、青森、・・・・・などにもあります。

2006年に横浜中華街にも出来ました。
出来てすぐにたまたま近くに用事があったので
行ってみましたが、きらびやかで立派でした。
・・・・・ちなみに参拝する敷地内は有料でした。
媽祖は、16歳の時に千里眼の神通力で人々を助けたと言われます。
中国の神様は実際に生きていた人間が多いです。
(・・・それに比べ北欧などは精霊が多いように思います。)
ここでも、右の龍から中に入って、左の虎から出てきました。



ここで、お祀りされています。