アーカイブ(旅日記)

台湾編12

2008年

ここは、台中の茶芸館、無為草堂 です。
なかなか落ち着くところでした。
ここで本格的な美味しい台湾茶が飲めるのです。
日本風でありながらちょっと中華風の雰囲気もある茶藝館です。

ここのレジにいたかわいいお姉さんが、日本に留学したことがある、ということで
少し日本語で、日本での思い出話などを話してくれました。
鯉に餌をあげると、ものすごく元気に食べてました

池を真ん中に包み込むように庵を配し、橋のような廊下でつないでいます。

そういえば、龍の鱗(うろこ)は、鯉(こい)から来ているといわれています。
龍は、氣ともいわれます。

龍のことは、「葬書」(著者:郭璞(かくはく) といわれています)の中の
風水のくだりに書かれています。

風水は墓相の中から出たものであり、
「氣は風に乗じて散じ、水に界して止まる。」
・・・風水の語源のたとえにもされています。
「水を得るを「上(じょう)」として、風を蔵(ぞう)するのを「次(じ)」とする」
故に、龍が水を飲みに来るとパワーが出てくるので、鯉(こい)を水に放すのです。

「鯉の滝昇り」とよく聞きますが、鯉が滝を昇ると龍になる、
といわれ縁起がいいとされています。
鯉が元気良く泳いでいる場所は、パワーがあるといわれています。

この茶芸館の鯉は、ものすごく元気でした。

鯉の餌を売っていたので、鯉に餌を投げました。
いい体験です。


台中のホテルからの景色です。