風水で対策をしなくてはならない項目としては4つ(音、臭い、風、光)があります。
その4つの内の臭いの代表がトイレです。
人の排泄場であるため、衛生上の多くの問題が存在し病気の発生源や悪臭など、
トイレは「不浄の場」とされてきました。
汚水や汚物の発生場所としてのトイレは、昔の時代では、もともと住居の外に別棟として建てられていました。
つまり、トイレは住居の外にあるため、いわゆる「住居」の家相には入らなかったのです。
今では、下水道も完備され、トイレは水洗となり昔みたいに厳重に悪臭の対策はしなくても、臭わなくなりました。
しかし、現代のトイレも「邪気・悪臭」の発生源であることは変わりがありません。
そのため、トイレを配置して良い場所というものは、そもそもないのです。
風水の間取りでは、家の入り口である玄関から気が入ってきて、その気が中心に入り集まって周囲に広がるように作ります。
トイレの「邪気」が家の中を回ると困るのです。
風水と家相では、考え方が異なるところがあり、特にトイレは違います。
中国風水では、悪い場所に悪いエネルギーを流します。
日本家相では、良い場所に悪いエネルギーを流そうとする考え方です。
※私は、悪い場所に悪いエネルギーを流す、という中国的な考えをとっています。
トイレの間取りの配置は?
風水としては、トイレという不浄のものは室内のどこにも置かないという考え方ですが昔ではトイレは居住エリアの外(別棟)にありました。
現代では、下水道も完備され水洗となっていますので、トイレは室内にあります。
今の時代に合わせて考えなくてはなりません。
【風水】では、「凶方位」に配置します。
【家相】では、「吉方位」に配置します。
【風水】と【家相】では、配置して良い場所は・・・
風水でのトイレの位置
※「宅気」と「八遊星」の盤を重ねています。
⇒あとで「家相」も重ねていきます。
坎宅 (南向き玄関)
兌宅 (東向き玄関)
離宅 (北向き玄関)
乾宅 (南東向き玄関)
震宅 (西向き玄関)
艮宅 (南西向き玄関)
巽宅 (北西向き玄関)
坤宅 (北東向き玄関)
こういうトイレはやめましょう
玄関脇にあるトイレ
玄関から入ってくる気の流れに乗って、陰の気が家全体に広がるといわれています。
玄関からの「生」「邪」の気に陰の気が加われば、バランスが陰に傾き、家全体に悪い気に満たされます。身体に悪い影響が現れます。
特にダメなのは、玄関の扉と玄関の扉が向き合っている場合です。
扉の正面同士は最悪です。
窓のないトイレ
トイレからは陰の気が発生していますので、窓があれば空気の循環はできます。
しかし、窓がなければ陰の気がコモってしまって、そこを使用する人も精神的にイライラしたり、不安定になったり、仕事のミスも少なくありません。
落ち着きが保てる場所作りが必要です。
マンションなどは、窓がないことは珍しくありません。
こういう場合でも風水的な処置を施せば大丈夫です。
家の対角線上で、中心から1/3の円の内
鬼門(北東)、裏鬼門(南西)にあるトイレ
この「鬼門」「裏鬼門」のライン上は、エネルギーがとても不安定な場所です。
悪い運気が増幅してしまう場所なので、ここは絶対避けてください。
トイレの照明
トイレは薄暗い部屋より明るい部屋にしましょう。
明るい照明は、「陽」の気を集めます。
電球色のやわらかい色がおすすめです。
しかし、色彩は華美な色(赤、青、黄)はできるだけ控えてください。
トイレの換気
トイレでの換気はとても重要です。
しっかり換気できるように、フィルター汚れ、油汚れなど掃除してください。
古くて機能を果たさなくなったら、新らしく交換しましょう。
トイレの開運法
壁紙の色を明るいものにしてください
- ・黄色
- ・白色
- ・緑色
※暗い色の壁紙は、1/4以上はやめましょう
- ・濃い緑色
- ・黒色
- ・紫色
浄化アイテムを利用する
・広ければ、萬年青竹(ラッキーバンブー)を置く
・一般の家庭のトイレには、天井から「ミラーボール」(多面カット水晶)を吊り下げて良い気を拡散していきます
・アロマなどの香料も「陰」の気を収束してくれます
・本物の水晶を置く
【萬年青竹(ラッキーバンブー or ミリオンバンブー)】
【多面カット水晶】(直径1センチ位)
【アロマ】