家に風水の最善の処置をほどこし整えただけでは十分ではない、と私は考えます。
その建物の中で暮らす人間の生き方それ自身が、その場所の気の流れを最終的に決めるのではないかと思うのです。
生活環境には、風水以外に人間も含まれるということです。
繁栄の秘訣の理想の生き方の実践として、風水に道教(宗教とは別の考え方でお願いします)の世界の一部が混じり合ったものが、
「風水の道教的な生き方」と考えます。この生き方には、2つあります。
- ・「天地自然の法則を取り入れた生き方」
- ・「理(ことわり)と調和する生き方」
天地自然の法則を取り入れた生き方とは?
「天地自然の法則を実践している人」は、成功しても決して威張らず自慢せず、たとえ失敗しても言い訳はしません。
出来ない約束もしませんし成すべきことを成したら、黙って無心となり余計な口出しも手出しもせず、社長であれば社員の自発的な活力にゆだね静かな心で見守っています。
社長は努力はして、「自分は生かされている」という素直な心が有り社長は自分自身を律しているため、【福分】(良い気の流れ)が入り、ついには社員や周りの人からもエールが送られるのです。
※【福分】⇒ 善行・修行の結果が、現世で利益となるものの形を取ったもの。
(仏教用語)
わかりやすい例として書きますと、
会社でいうと、社長がいますし家であれば父(家長)がいます。
良い順にいうと、
理(ことわり)と調和する生き方とは?
理と調和するとは、自分にとってプラスになる人、生き生きした人に率先して注意してもらい、すぐに調整のための実行(実践)をすることで出来る生き方と考えます。
逆に、理と調和しない生き方はというと、わかりやすい例として、自分の身体を大切にしない人です。こういう生き方を長く続けていると、
体内の血や水ものは濁れば澱みます。
澱んでくれば、各部位に病いとして現れます。
精神的に脳も乱れ正しい判断や思考にも不安が出てきます。肉体的にも悪い要因が生まれます。
「不安」と「恐怖」が増していき、自ずから衰退を招きます。
自分自身の身体は天から与えられ預かりものです。
その身体をいい加減に扱って生きてきたのでは、全てが乱れるといっていいでしょう。
理と調和する生き方はいつから始めても遅くはありません。
今気づいた時点で、自分にとってプラスになる人、生き生きした人に率先して注意してもらい、ただちに調整のための実行(実践)をすることで、
理と調整した生き方になるのです。
実践のための行動
※ ただちに、正しい気の流れを取り込みましょう
私が書いた本・・・「【秘伝!】生き直しのコツ21」 を参考にしてください。
風水の間取りの理想とは?
風水では、家は人体と対応するという考え方があります。
要するに、風水の考えでは居住空間の各部屋、部品等などにも
生命感・生命魂が宿るということです。
人体相似形として、人体と建築物が相似されるものとして、
【図A】として表します。
【 図A 】
※九星気学では、南の方を頭部と考え、東西南北も逆にしています。
家(部屋)、部品も生きている・・・という考え方は、たとえば・・・・・・
ドアや窓は人間の口や鼻にあたり、気のエネルギーの出入り口でもあります。
多ければ多い程、外部からの気の流れがこれらを「気口」(きこう)として内部に流入します。強すぎず弱すぎず、適度に陰陽の「旺氣」・「生氣」が流通すれば、良好な影響につながります。
ガラスにヒビが入っていたり、割れたり、キズが壁に有ったり、ドアノブが故障していると、住人の血液や気管の循環不良も出やすくなるという暗示もあります。