今回は、風水間取りの気を手軽に調整する方法9選を紹介します。
風水で気を調整する一番の方法は、新築やリフォームなど大掛かりなものです。
しかし、人生で何回もそんなことはできませんよね。
マンションや賃貸でもなかなか思う通りの間取りはありません。
そんな時は、気を調整する道具など手を打つ方法はたくさんあるのです。
代表的なものを少し紹介します。
そもそも気の調整とは
気の調整とは、簡単にいうと邪気を消滅させるための処置のことをいいます。
人の運気を奪う邪気が家に入り込むと、家とひいてはこの家に住む人たちにマイナスエネルギーを注ぎ込み、不幸を招きます。
邪気を取り去る工夫をほんの少しでもするだけでも、生気が増し運気が良くなります。そこに居る人たちの意識の状態が良い運気となります。
「生気が増す」ということは、そこに居る人たちにも意識の状態が良い運気となり
- しぐさや言葉
- 立ち居振る舞い
- 人を大切にする心
- 人を愛する心
- 思いやる心
これらが満ち満ちてきて結果、運気(旺気・生気)のエネルギーの効果で、邪気を消滅させていきます。
そのアイテムポイントとして、「光・植物・音・色・水・臭い」をわかりやすく簡単にまとめました。
風水間取りの気を調整する方法9選
光を使う方法
・「電気」(ライト)を使用します。(室内と室外)
室内
家の室内の暗い場所や寂しい場所は、光でエネルギーを増幅・拡散します。
新たな気の流れを作ることになります。
目に見えないものへの不安が無くなります。
室外
家の周りの暗い場所を照らすスポットライトを取り付けて、邪気や悪い出来事
を防ぐ役目として取り付けることをおすすめします。
植物を使う方法
神舎仏閣に行くと、ご神体といわれる大木などが有ります。
長年、風説に耐えてきた大木にはそれ自体が生命力を持つものとして、崇められてきました。
大木は大地に根を張って、地の【陰気】を取り入れ、天に枝、葉を向かわせることで天の【陽気】を取り入れさせています。
それらの強力なエネルギーの場として、神社仏閣が建てられて、そこへ集まる人々のエネルギーのチャージとなっています。
我々の脳も知らず知らずに、自然とその地へ行きたくなり、癒しの改善となっているのです。
音を使う方法
ずばり、良い音と悪い音のことです。
良い音は心地良いので省略します。悪い音とは人が耳から聴く時、嫌になる音、不快になる音のことです。
心地良くない時は、モーツァルトやヒーリング音楽を掛けるなどして快適な生活を作り出していきましょう。
逆に悪い音とは、気持ち悪い音がしばしばするとか、霊的(?)なものを感じるとか、そこに居ると落ち着かない時は、【風水六感風鈴」(ウィンドチャィム)が有名です。
そういうものを置くことで、気持ちの整理にもなります。
他に、金剛鈴とか牛鈴という、音の調整アイテムも有ります。
水晶(クリスタル)ものを使う方法
水晶は色々な種類や状態のものがあります。
私的には、キズがなく本物の水晶のことです。偽物では効果がありません。
風水師や専門の人に相談して、合ったものを置かれることをおすすめします。
本物の水晶とは、真球でキズの無いもののことです。
ゆとりのある人は、工夫として効果があるとされる「水晶仏像」や「水晶の置物」
をその家に合った場所に置くことを日頃から実行されている方もいます。
色を使う方法
色の調整で、中国風水では部屋には極端な色の調整は行っていません。
しかし、邪の入る場所や「煞」(さつ)の場所、梁の有る所には、五行の風水道具や風景、書など色物を置いて調整をしていました。
最近の日本の調整は、九星気学の影響で九星の色を部屋に多めに使用し、調整をし
ているみたいですが逆に、その色の多さで気分が落ち着かない問題も起きています。
【気の休まる青色の壁紙など】
水を使う方法
部屋に関して書くと、室内に水槽を置くことをおすすめします。
旺気や生気に置かれることは非常に良いのですが、できれば悪い気とされている「煞気」「死気」の場所に置きましょう。
考え方として、中国式では「陰気=奇数」、「陽気=偶数」として一般的な60cmの水槽なら
「陰気」(赤い金魚)=7匹もしくは9匹
「陽気」(黒い金魚)=6匹もくは8匹
を飼ってください。
金魚を入れた後、ひどい変化が現れたら、風水師か専門家にご相談ください。
臭いを使う方法
臭うところは、悪気でいうと「トイレ」があります。
風水・家相でも、トイレは難しい配置の1つです。
現在では、昔と比べ生活環境が良い方へ変化しています。
例えば、汲み取り式から水洗へとなり、臭いもしなくなっているみたいですが、細かくいうと、犬や猫などが嫌がるのは場所は、なにかあると思わざるをえません。動物は敏感だからです。
調整方法としては、まずは清潔にし、アロマの良い臭いを設置したり、音のするものは置かず、トイレのフタはキチンと閉じましょう。
これは、トイレの中から悪い気や邪気を避けるためです。
鏡を使う方法
鏡にも種類があります。
一般的な鏡は、姿見、飾りとして化粧のためには必要ですが、風水的には、室内に特別な意図でミラー張りにすることがあります。
風水の専門的な鏡としては、【八卦鏡】(パーコーチン)と呼ばれるものがありません。
私が作るのも(大)(中)(小)とありますが、円形で表面が出っ張っている(凸)鏡と円形で表面がへこんでいる(凹)鏡の2種類があります。
気の調整の置物を使う方法
一般的には重量のあるものです。
どっしりとしていて、不動の姿で顕在して気を静めおさめるといわれています。
風水の置物として有名なものは、玄関の左右に置かれるあの有名な獅子や狛犬があります。
風水的に家の周りに、邪気の道路が有れば、【石敢當」(せきがんとう)というものを置
いたりしますが、良いものが少なく、使用する際は風水師か専門家に相談してください。
絵画など、玄関や部屋など場所を選定して飾るのも良いです。